2014年9月29日月曜日

空中人類学の幕開け




先日、知り合いのデザイン事務所からちょっとした仕事をいただき臨時収入を得ました。このありがたいチャンスを生かし、懸案であった新事業に展開しようと考え、Phantom 2 Vision Plus (愛称:ドロンパ)に投資いたしました。そして、これはドキドキの初飛行の映像です。


まさに空中人類学の幕開けといえましょう。

これは、こっそり原住民を撮影していたところ、見つかり、竹槍でおそわれ、あえなく着地失敗。





時には、こうして親孝行に使うこともできます。親・子・孫の三代が空を見上げる敬老の日の朝の風景です。気持ちが良かったのです俳句を作ってみました。

群雲や おとこ三代 空あおぐ

クアッドコプターの 飛ぶや目覚めし 街の朝

無編集映像に適当に音楽をあてただけなのだけど、偶然にも、タイミングがドロンパの動きとうまくマッチしてますね。おもいがけない佳作に仕上がりました。





飛行実験と撮影技術の向上のために、特訓を重ねております。目標はミツバチの視線。一気に120メートル上昇させ回転しそのあと下降。朝焼けの北九州の街が美しく浮かび上がります。





30メートルほどの高さの木の上を真横に移動してみました。映像はきれいです。音が大きいのが課題ですが、樹冠観察や樹上生物の調査に使えるでしょう。空撮を利用した研究や表現を考えてます。まだカメラの動きがぎこちないですが、角度をかえずに撮影すれば十分に実用的だと思います。




カバンひとつでどこにでも持って行けるというのも利点です。
最後に静止画を見てみましょう。静止画は4384×2466という高画質です。感度はほどほどなので夜の撮影には弱いですが、細部まで非常にはっきりと撮れています。




ドロンパの今後の活躍にご期待ください