2016年6月15日水曜日

水の街、小倉。神嶽川を歩く。


お客さまをお連れし、神嶽川を船場から古船場まで歩いた。


「素晴らしい、こんな場所がまだ日本に残っていたとは」としきりに感心される。


私たちには見慣れたあたりまえの風景でも、見る人が見ればとてもすごいものらしい。


「ぜひここに船を浮かべなさい」といわれた。


「実はもう浮かべたことがあるのです」とはいえなかった・・・。わたしも浮かべたい。


およばずながらこれまで私が調べてきた、江戸から続く小倉の街と人と水の関わりの歴史を、ひととおり進講する。








「いやはや、これは柳川以上の文化資源ですよ、世界にほこる財産になります」


「うー、ごめんなさい」。


8年も旦過に店を持ちながら、あんまりマジメにやってこなかった自分を反省した。