2015年3月12日木曜日

「小さな哲学者」のいま

ハウスボートがゆっくり行き交う週末の午前、運河沿いの道を歩いていると、4歳の玄之介が突然うれしそうに言った。
『わかった!川は船が進むためにあるんだよ』
それをきっかけに、二人の「なんのためにあるの問答」がはじまった。ぼくが、「△△はなんのためにあるの?」と問うと玄之介が『○○のため』と答える。
「じゃあ、道路はなんのためにあるの?」
『自動車が進むために決まってるじゃん。線路は電車が進むためと同じだよ。駅は電車が止まるためだよ。駅がないと電車に飛び乗らないといけないし、ずーっと走ってばっかりで、人間をみーんなひき殺しちゃうんだ』
・・・・ 続きはここに↓
http://www.apa-apa.net/kok/news/kok171.htm

地球は電車に乗ってGO 

あれから14年がたった。「小さな哲学者」は家を出ることになった。

いい歌だ いい歌だ

こうして子どもは親を越えていくのだなと思う。
それは、少しさみしくもあり、うれしいことでもある。


と同時に、30年前の私をそうして見おくった、
自分自身の両親のことを考える。


こんなふうに時代はまわりまわる。


まあ、ありきたりな言葉だが、おめでとうといいたいし、
ありがとうともいいたい。

インターシティ くるくる インターシティ GO