2015年4月3日金曜日

桜の春にドローンの飛ぶ

第一回ドローン研究会(略称:ド研)に参加した。



最近、すごい勢いで普及がすすんでいるドローンの研究利用のための勉強会である。


会場は京都の二軒茶屋にある「総合地球環境研究所」。なんとも物々しい名前の研究所だが、実際になかなか物々しい建物なのである。


ドローンで実現したいそれぞれの研究課題、最新のドローンの実演、飛行の練習、ドローンを使った地理情報収集の実際、ドローンと組み合わせるさまざまなツール、飛行前の注意点と飛行中のトラブルの検証、などなど2日間にわたり討論をすすめ、充実した内容の研究会となった。


実際に、ドローンの先達のマシン改造や試行錯誤はとても興味深かったし、まだまだやれそうなことも多いように感じた。


映像撮影だけでなく簡単に人が行けない場所でのリモートセンシングへの応用はアイデア次第だ。飛ばすだけで満足している私はまだまだ甘い。


もともとそんなに安いものではないが、それでもどんどん価格は下がってきており、今はできないことも将来的には実現する可能性が高い。そのための準備を今のうちに進めておこうというものだ。

DJI Inspire 1 の着陸シーン・アームの動きに注目

まあ、理屈はいろいろあるが、空を飛びたいという人間の欲望をこんな形でかなえてくれるドローン魅力は説明するまでもないだろう。まるで子供のように夢中になるメンバーの姿がそれを端的に表している。


桜が満開の京都の北山を気持ちよさそうにドローンが高度を上げていく。


というわけで私が目指している空中人類学も、また一歩野望の実現に近づいたのである。