2012年4月15日日曜日

装飾古墳ざんまい


九州北部は装飾古墳の宝庫である


中でもこの王塚は、入り口両脇の緻密な描写の馬たちと、玄室を覆い尽くす幾何学模様が異様な空間を表現している。



そして、昨日と今日は古墳内部の特別公開の日
http://www.town.keisen.fukuoka.jp/ouzuka/index.html



遠賀川流域の古墳や遺跡も同時公開し、全国から古墳ファンと考古学マニアがやってくる。
http://www.town.keisen.fukuoka.jp/ouzuka/contents/event/onga.html


北九州に住むぼくは、そんな古墳に気軽に足をはこぶことが出来る。ラッキー。




二日続きで、古墳ざんまいの週末だった。




王塚古墳の壁画は戦前に発見されたため、保存がうまくいかず色あせてしまっている、かたや竹原古墳の壁画は、粘土におおわれ保護されていたので、いまだ鮮やかで美しい。


冒頭の写真は竹原古墳の壁画。奇怪な怪獣とバテレン宣教師のようなあやしい服装の人物像。


いったいこれはなんだろう。


特別公開の日は年に二回だけ古墳の中を見ることはできるが、保護のため写真は撮れない。ここに載せた写真は印刷物からとった。王塚古墳はレプリカ、竹原古墳は本物の写真をレタッチしたものである。