2014年12月20日土曜日

イオリとミカン

このごろは、なぜかよく昔の卒業生にあう。一昨日も、ヨガの先生をやっているパール・ヨリコが、知り合いの庵でミカン狩りをしないかと誘ってくれた。来週インドに行くのでその前にということで、急遽開催。


私もこのごろはいろいろ忙しくて、仕事が思うように進まず、行き詰まっていただけに、こういうお誘いはことのほかうれしい。


新宮町にある「みかみ農園」の「緑酔堂」。


いろりで炭を燃やして、鯛のあらの鍋やら鹿肉の炒め物やらぶり大根やらをつくる。手際よく料理する。食べきれないほどつくった。もっとお客さんがきたらいいのにね。


三上さんとおかあさんがやってきてご相伴に。無農薬農業のはなし。農協と補助金の話。狩猟の話。そして人生の話。


海の幸。山の幸。先日に続いて、またしてもジビエ三昧だ。


たくさん食べ物があるから誰かいないかなと、電話をしたら、最初の卒業生のザッキーが福岡からやってきた。


玄海の海で取れたてのブリを刺身にした。


ここはミカン農園


たぶん生まれて初めてのミカン狩り


福岡市からさほど遠くないのに、森と静かな自然が残っている。日が暮れるとあたりは不思議な静寂に包まれた。


なんだか、このごろの現役学生はすっかり雰囲気がかわってしまった。授業やバイトに汲々としている。仲間内では集まるけどなかなか外に興味が行かない。だから、こんなおもしろい話にさそってもだれもこない。
それならば私ももうこれからは過去に生きようかと思う。ゼミの卒業生は、それぞれなかなかかっこいい人生を歩んでいる。そういうの、いいなと思う。